ハトだって空を飛ぶ

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キューバサンドイッチはローストポークから

何となくで観た映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」にキューバサンドイッチが出てて、とても美味しそうだった。だけど近辺でどこか食べられる所をと探すと、なかなかお高くまとまっていて難しそうだ。なら作ってしまえばいい話である。レシピをググって、手軽だけど本格派なものを探した。

www.foodnetwork.comという訳でこのレシピを参考にした。変更点は無数にあるが、主な変更点はローストポークを作る際に低温調理器を使った点だ。

先ずは材料の紹介である。

 

  • 豚肩ロースブロック 1kg
  • タマネギ 1玉
  • ニンニク 4片
  • 塩コショウ 10グラムくらい
  • クミン ティースプーン2杯くらい
  • オレガノ ティースプーン2杯くらい
  • オリーブオイル 適量
  • 唐辛子フレーク ティースプーン半分くらい
  • オレンジジュース 150ml
  • ライム 半分
  • エルプドプロヴァンス 適量
  • 鶏ガラの素(参考。入れ忘れた) 150ml分

 

まずはタマネギをスライスにし、ニンニクを潰してみじん切りにしてしまう。そうしたらソースパンか何かにオリーブオイルを敷き、まずにんにくを入れて火に掛ける。にんにくの香りが出てきたら今度はタマネギを炒める。

全体的にタマネギが茶色がかってきたら、そこにオレンジジュースとライムを搾った汁を入れて沸騰しない程度まで加温する。そして塩コショウ、クミン、オレガノ、唐辛子フレーク、エルプドプロヴァンス、本来なら鶏ガラの素も加えて良い具合に味を整える。これで調味液は完成だ。

豚肩ロースブロックは今回厚さ3センチメートルくらいにスライスした。そのままの塊でやると時間が掛かりそうなのと、味をさっさと染み込ませるためだ。勇気があればたこ糸か何かで塊肉を緊縛するといいだろう。

ジップロックに肉と調味液を入れ、よく行き渡らせる。そうしたら72℃に設定した低温調理器で3時間程度加温する。

出来上がったら肉を取り出して切ってみよう。ほんのりとピンク色なら大成功だ。

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いつもならメイラード反応が欲しくて肉を焼いたりするが、今回は先にタマネギに火を通しておいたからパスした。そもそもローストポークにはあまり焦げ目が付くイメージが私にない。

味は大成功だった。私はキューバになんか行ったことがないが、なんとなくキューバを感じられた。正直言ってこのローストポークだけでいいくらいだ。美味しい。

調理後のジップロックに残る残り汁やタマネギはキューバサンドイッチには使わないが、あく取りをしてソースなんかに使ってもいい。ちょっと酸味が利いたグレービーソースになる。白米にも付き添えるだろう。

しかし本題はキューバサンドイッチである。材料を取り揃えよう。

 

  • パン(食パンかロールパン)
  • からし(ほんとはディジョンマスタードが良かった)
  • マヨネーズ
  • とろけるチーズ
  • ハム
  • バター
  • ピクルス(参考。今回はなし)

 

パンそれぞれにマヨネーズとからしを塗って、チーズ、作ったローストポーク、本来はここでピクルス、ハム、またチーズと挟む。チーズは熱で溶けて具材を接着する役目を負う。挟んだら鍋底や金属トレイで、手でも良いがプレスする。加熱しながらプレスするのは難しかったから最初から潰してしまおう。

フライパンにバターを使う分の半分だけまず溶かして、サンドしたものを焼く。ボケッとしてると

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このザマだ。片面が焼けたら再びバターを溶かして残りの片面も焼く。良い具合になったら念願のキューバサンドイッチの完成だ。

ローストポークだけでも美味しいのにもっと美味しくなった。ピクルスがあったら最高以外の何物でもないだろう。そして合う飲み物は間違いなくモヒートだろう。今回は成功の部類だと思う。

映画は面白かったし、食べ物は美味しい。なかなか良かったと思う。