ハトだって空を飛ぶ

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ヘミングウェイはシロップを入れなかった

コーヒーを飲むときに何を加えるだろうか。きっと牛乳や砂糖が主だ。たまにココアパウダーやバニラエッセンスを使うこともあるだろう。もちろん何も加えないのもいい。
フレーバーシロップは簡単にコーヒーの風味付けができるからオススメだ。

MONIN(モナン) キャラメルシロップ250ml

MONIN(モナン) キャラメルシロップ250ml

 
MONIN(モナン) ヘーゼルナッツシロップ 250ml

MONIN(モナン) ヘーゼルナッツシロップ 250ml

 

キャラメルシロップとヘーゼルナッツシロップをよく使う。これがあるだけで家で飲むコーヒーのレベルが数段階上がる。
ただし分量の加減が難しい。入れすぎるとコーヒーの味が吹き飛び、薄ければ感じられない。そこら辺は適当にいい感じにするしかない。
このモナンという会社のシロップには他にも様々なフレーバーもあり、ミントシロップもいい。

MONIN(モナン) モヒートミントシロップ 250ml

MONIN(モナン) モヒートミントシロップ 250ml

 

これはコーヒーには入れられない。ミントの風味はコーヒーには合わないだろう。
なら何に使うかと言えばノンアルコールモヒートを作るためだ。このシロップと炭酸水、そしてライム*1ジュースを混ぜる。ミントシロップの爽快感と甘さとライムジュースの酸味、そして炭酸が後を締める。ノンアルコールだから健康上のリスクは軽減されている。
何となくモヒートと言えばヘミングウェイが想起される。糖尿病のヘミングウェイは砂糖やシロップを入れない辛口のモヒートを好んでいたらしい。

My mojito in La Bodeguita, My daiquiri in El Floridita.

 「我がモヒートはボデギータにて、我がダイキリはフロリディータにて」と書いた彼の手紙が残っている。
しかし一方でヘミングウェイはモヒートを好んでいなかったという説がある。手紙は偽造で、店の宣伝の為に作られた物だという考察だ。モヒートが好きだと表明した彼の他の文書は無いらしい。*2
そもそもボデギータのモヒートには砂糖が含まれている。糖尿病を患っていたヘミングウェイが好き好んで飲むカクテルではないだろう。
実際にヘミングウェイが好んで飲んでいたカクテルはイメージ通りと言うべきか、キンキンに冷やした超辛口のマティーニ*3らしい。しかし同時にベルモットも好んでいたようで、辛口と甘口のベルモットを混ぜてビターズを足したベルモット・パナシェを飲んだという。*4
どれも飲んだことがないから味がどうこうは言えない。もし機会があったら飲んでみようと思う。